国際学会印象記
「第67回ACR(米国リウマチ学会)」に参加して
増田 公男
1
1国立療養所下志津病院整形外科
pp.948-949
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100495
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2003年10月23日から28日まで,米国のフロリダ州オーランドにて開催された第67回ACR(American College of Rheumatology)につき,日本から参加した整形外科医の1人として,誌面をお借りして学会の模様を紹介いたします.
ACRは「アメリカ」と名乗ってはいますが,実質上は現在のリウマチ学をリードする治療法,研究を発表・討論あるいは勉強するために様々な国から人々が集まってくる,リウマチ学の分野ではもっとも重要な学会の1つです.と今でこそいえますが,私自身2000年にスイスに留学し同学会のinternational memberになるまで,実は1度も参加したことがありませんでした.以来4度目となる今回は同じ整形外科医の妻と2歳の子供とともに,学会前日の10月22日,肌寒い日本から20時間近くかけて30度近い日が続くフロリダの太陽の下にやってきました.
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