国際学会印象記
『第24回ASBMR(米国骨代謝学会)』に参加して
川口 浩
1
1東京大学医学部整形外科学教室
pp.650-651
発行日 2003年5月1日
Published Date 2003/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100708
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昨年9月20日から24日まで,米国のテキサス州サンアントニオで開催された第24回ASBMR(米国骨代謝学会)に参加しました.本学会についてはご存知の方も多いと思いますが,骨の関係の学会では基礎と臨床の両領域をカバーした世界最大規模の学会です.私自身がこの学会のmembership committeeの一員であるため少々学会の宣伝をさせていただきます.基本的には米国の国内学会ですが,総会員数約3,600人のうち,カナダ,メキシコを除くinternational memberが1,200人を越えており,内容的にはほとんど国際学会と言えます.毎年,2,000演題前後が発表され,高得点を取った約1割が口演,残りはポスター発表となります.一昨年は例の多発テロ事件で参加キャンセルが相次ぎ,参加者が3,000人程度に落ち込みましたが,本年の参加者は3,500人程度であったということです.
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