連載 医療の国際化 開発国からの情報発信(特別寄稿)
福岡医療NGOの海外医療活動に参加して―バングラディッシュでの水害救援活動
西尾 謙吾
1
,
本田 裕之
2
Kengo Nishio
1
,
Hiroyuki Honda
2
1福岡大学整形外科
2小倉第一病院診療技術部
pp.554-556
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100103
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福岡医療NGO(FMN)は,10年前の阪神大震災を機に発足した.災害時の医療援助を目的としており,過去に福岡でのインドネシア・ガルーダ航空の墜落事故や,北海道有珠山での噴火の際に,医療チームを派遣し医療活動を行っている.この度,国連のNGO支援団体であるハビタットに情報を提供していただき,バングラディッシュのクリグラム地域での医療活動を行うに至った.この活動を通して,整形外科医として見たバングラディッシュの貧困層に対する医療の現状を報告したい.
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