Japanese
English
臨床報告・1
長期経過観察され,肺転移をおこした浸潤型胸腺腫の1切除例
A case of slow-growing invasive thymoma with lung metastasis
米山 克也
1
,
今田 敏夫
1
,
加瀬 昌弘
1
,
中山 治彦
1
,
松川 博史
1
,
鈴木 弘治
1
,
松本 昭彦
1
Katsuya YONEYAMA
1
1横浜市立大学医学部第1外科
キーワード:
浸潤型胸腺腫
,
胸腺腫肺転移
Keyword:
浸潤型胸腺腫
,
胸腺腫肺転移
pp.371-374
発行日 1995年3月20日
Published Date 1995/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905171
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はじめに
胸腺腫は緩徐に発育し,その浸潤形態は胸膜,心膜,肺,大血管への直接浸潤および胸膜,心膜播種を特徴としている1).
今回われわれは,19年間良性の縦隔腫瘍と診断し,経過観察中に肺に腫瘤を認め,原発性肺癌を疑った浸潤型胸腺腫肺転移の1切除例を経験したので,文献的考察を加え報告する.
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