Japanese
English
臨床報告・1
肋骨原発骨肉腫の1例
A case of primary osteosarcoma of the rib
白子 隆志
1
,
横尾 直樹
1
,
二村 学
1
,
棚橋 忍
2
,
岡本 清尚
3
,
田中 卓二
3
Takashi SHIROKO
1
1高山赤十字病院外科
2高山赤十字病院内科
3岐阜大学医学部第1病理
キーワード:
肋骨原発骨肉腫
,
肋骨腫瘍
,
手術療法
,
術後化学療法
,
病理解剖
Keyword:
肋骨原発骨肉腫
,
肋骨腫瘍
,
手術療法
,
術後化学療法
,
病理解剖
pp.367-370
発行日 1995年3月20日
Published Date 1995/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905170
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
緒言
肋骨に発生する腫瘍は比較的まれであり,全国骨腫瘍患者登録によれば,全骨腫瘍中肋骨の腫瘍は約2%にすぎず,悪性腫瘍はその約4分の1とさらに少ない疾患である1).特に骨肉腫は長管骨に原発することが多く,肋骨に原発する骨肉腫は非常にまれである.最近われわれは,全経過ならびに病理解剖所見を観察できた肋骨原発性骨肉腫の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.