Japanese
English
臨床研究
腸閉塞手術症例の検討
A clinical study of the operated ileus
矢島 和人
1
,
斎藤 英樹
1
,
大谷 哲也
1
,
片柳 憲雄
1
,
山本 睦生
1
,
藍沢 修
1
Kazuhito YAJIMA
1
1新潟市民病院外科
キーワード:
絞扼性腸閉塞
,
癒着性腸閉塞
,
保存的治療
,
手術症例
Keyword:
絞扼性腸閉塞
,
癒着性腸閉塞
,
保存的治療
,
手術症例
pp.1443-1447
発行日 2002年10月20日
Published Date 2002/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905005
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はじめに
腸閉塞症は依然外科領域の急性腹症では主要な位置を占める疾患である1).絞扼性腸閉塞に関しては手術時期を逃すと致命的な結果となりうるため,診断と治療方針は適切でなければならない.また,癒着性腸閉塞は一般的には保存的治療が行われているが,この手術の適応に関しても高度な判断を要する場合がある.このため,今回筆者らは当院で手術を施行した腸閉塞症例を検討して,その臨床的特徴を明らかにした.
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