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特集 肝切除術のコツ
手術
肝門板の解剖と切除時の意義
Surgical anatomy and significance of hilar plate in hepatic resection
鈴木 昌八
1
,
横井 佳博
1
,
中村 達
1
Shohachi SUZUKI
1
1浜松医科大学第2外科
キーワード:
肝切除
,
肝門板
,
胆管
Keyword:
肝切除
,
肝門板
,
胆管
pp.623-626
発行日 2002年5月20日
Published Date 2002/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904855
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はじめに
肝切除を行う外科医は肝門部の解剖に精通しておく必要がある.肝門部ではグリソン鞘に連続するようにして肝実質側の半周を強固な結合織からなる肝門板(hilar plate)が存在し,左右肝管合流部を覆っている1〜4).本稿では肝門板の解剖と肝切除における肝門板の存在を考慮した術式のポイントを中心に述べる.
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