病院めぐり
国立嬉野病院外科
木田 晴海
pp.1664
発行日 2001年12月20日
Published Date 2001/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904729
- 有料閲覧
- 文献概要
嬉野町は人口約2万の小さな町で,佐賀県の南西部に位置し,長崎県との県境の盆地です.当院はその西方高台にあり,周辺は山に囲まれ院内には70℃のアルカリ泉源を有す風光明媚な所です.
当院は1937(昭和12)年に嬉野海軍病院として創設され,1945(昭和20)年12月1日国立嬉野病院となり,2000(平成12)年2月1日国立嬉野病院と国立療養所武雄病院が国立嬉野病院の敷地内で統合し,国立嬉野病院として新しく発足して,政策医療である循環器病(脳血管疾患・心疾患),免疫異常(リウマチ,膠原病)を中心に,がん,骨運動器疾患,総合リハビリテーションおよび救急医療を行う専門施設となっています.このために1998年より増改修工事が始まり,2003年3月完成予定となっています.当院は佐賀県南西地区唯一の総合病院で診療圏は本院を中心とする半径20kmで人口約20万人が対象となっています.入院定床420床,19診療科,常勤医52名,レジデント2名,研修医7名で診療が行われています.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.