Japanese
English
臨床報告・1
胸壁に発生した巨大な悪性線維性組織球腫の1手術例
A case of malignant fibrous histiocytoma of the chest wall
金子 隆幸
1
,
生田 義明
1
,
小林 広典
1
,
杉原 重哲
1
,
江上 哲弘
1
Takayuki KANEKO
1
1社会保険下関厚生病院外科
キーワード:
胸壁腫瘍
,
悪性線維性組織球腫
Keyword:
胸壁腫瘍
,
悪性線維性組織球腫
pp.999-1002
発行日 2001年7月20日
Published Date 2001/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904530
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はじめに
悪性線維性組織球腫(以下,MFH)が胸壁に発生することはまれで,局所再発や遠隔転移を起こしやすく予後不良といわれている1〜3).今回われわれは,初診時すでに胸壁に巨大な腫瘤を形成していたMFHの手術を行い,切除後5年経過し再発の徴候を認めない1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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