Japanese
English
症例報告
悪性線維性組織球腫の1例
A Case of Malignant Fibrous Histiocytoma
石井 清英
1
,
山田 裕道
1
Kiyohide ISHII
1
,
Hiromichi YAMADA
1
1国際親善総合病院皮膚科
1Department of Dermatology, International Goodwill Hospital
キーワード:
悪性線維性組織球腫
,
myxoid type
,
放射線照射後肉腫
Keyword:
悪性線維性組織球腫
,
myxoid type
,
放射線照射後肉腫
pp.497-501
発行日 1993年5月1日
Published Date 1993/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900919
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83歳,男.右下腿内側の悪性線維性組織球腫の1例を報告した.自験例では6年前に近医の外科にて同部位の腫瘍を切除した際に悪性線維性組織球腫の病理診断を受けている.後療法として約5年間,放射線治療を受けていたところ手術瘢痕に一致して悪性線維性組織球腫の再発をみた.本症自体が術後再発しやすいと言われている上に,他腫瘍を含めた術後放射線照射後肉腫の中で本症の頻度が高いことも合わせて,興味ある症例と考えた.
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