Japanese
English
臨床報告・1
腋窩リンパ上皮嚢胞に発生した扁平上皮癌の1例
Squamous cell carcinoma arising in an axillar lymphoepithelial cyst: a case report
小林 達則
1
,
上川 康明
1
,
上山 聰
1
,
里本 一剛
1
,
藤井 喬夫
1
,
荻野 哲也
2
Tatsunori KOBAYASHI
1
1三原赤十字病院外科
2三原赤十字病院病理
キーワード:
リンパ上皮嚢胞
,
腋窩
,
扁平上皮癌
Keyword:
リンパ上皮嚢胞
,
腋窩
,
扁平上皮癌
pp.953-956
発行日 2001年7月20日
Published Date 2001/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904520
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
リンパ上皮嚢胞は病理学的に扁平上皮または腺上皮の周囲に胚中心を伴うリンパ組織を持つまれな病因不明の嚢胞であり,頸部に発生する側頸嚢胞や鰓性嚢胞が代表的疾患で,まれに膵や消化管にも発生する1).今回われわれは,腋窩に発生した癌化を伴うリンパ上皮嚢胞の1例を経験したので報告する.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.