Japanese
English
臨床報告・1
Brunner腺由来と考えられた早期十二指腸癌の1例
Early duodenal cancer supposedly arising from Brunner's gland: a case report
小林 達則
1
,
上川 康明
1
,
上山 聰
1
,
里本 一剛
1
,
藤井 喬夫
1
,
荻野 哲也
2
Tatsunori KOBAYASHI
1
1三原赤十字病院外科
2三原赤十字病院病理
キーワード:
十二指腸癌
,
早期癌
,
ブルンネル腺
Keyword:
十二指腸癌
,
早期癌
,
ブルンネル腺
pp.973-977
発行日 2001年7月20日
Published Date 2001/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904525
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はじめに
上部消化管の検診の普及や内視鏡検査の進歩により,十二指腸腫瘍の報告例は近年増加傾向にある.今回われわれは,十二指腸下降脚に発生した隆起性病変の局所切除を施行し,病理学的に十二指腸Brunner腺から発生した早期十二指腸癌と考えられたので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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