目で見る外科標準術式・19
腹会陰式直腸切断術
前田 耕太郎
1
,
丸田 守人
1
,
内海 俊明
1
,
佐藤 美信
1
,
千田 憲一
1
Kotaro MAEDA
1
1藤田保健衛生大学医学部外科
pp.927-934
発行日 2001年7月20日
Published Date 2001/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904512
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
近年超低位での吻合術式の改良や進歩により,直腸癌に対する腹会陰式直腸切断術の症例は減少している1,2).しかしながら,肛門近傍の病変などに対しては,根治性を保つために永久的なストーマを造設する腹会陰式直腸切断術を行う症例も少なくない.本稿では,筆者らの行っている標準的な術式について述べる.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.