特集 イラストレイテッド外科標準術式
Ⅲ.結腸・直腸の手術
腹会陰式直腸切断術
前田 耕太郎
1
,
花井 恒一
1
,
佐藤 美信
1
,
升森 宏次
1
,
小出 欣和
1
,
青山 浩幸
1
Kotaro MAEDA
1
1藤田保健衛生大学医学部外科
pp.171-178
発行日 2006年10月22日
Published Date 2006/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101011
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はじめに
近年超低位での吻合術式の改良や進歩により,直腸癌に対する腹会陰式直腸切断術の症例は減少している1,2).しかしながら,肛門近傍の病変などに対しては,根治性を保つために永久的なストーマを造設する腹会陰式直腸切断術を行う症例も少なくない.本稿では,筆者らの行っている標準的な術式について述べる.
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