Japanese
English
臨床報告・1
胃内へ穿破した脾動脈瘤の1例
A case of a splenic artery aneurysm ruptured into the stomach
原田 洋明
1
,
木村 正美
1
,
松下 弘雄
1
,
兼田 博
1
,
久米 修一
1
,
上村 邦紀
1
,
光永 憲央
2
,
畑中 義美
3
Hiroaki HARADA
1
1健康保険人吉総合病院外科
2健康保険人吉総合病院消化器内科
3健康保険人吉総合病院放射線科
キーワード:
脾動脈瘤
,
消化管出血
,
塞栓療法
Keyword:
脾動脈瘤
,
消化管出血
,
塞栓療法
pp.833-835
発行日 2001年6月20日
Published Date 2001/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904497
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はじめに
脾動脈瘤は比較的稀な疾患であるが,無症候性に経過することが多いため発見が遅れ,腹腔内や消化管内などに破裂した際は致死率が高い重篤な疾患である1).今回筆者らは胃内への穿破による吐血を契機に発見され,血管造影下に塞栓療法を施行し,良好に経過した症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
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