病院めぐり
国立千葉病院外科
鈴木 一郎
pp.809
発行日 2001年6月20日
Published Date 2001/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904489
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国立千葉病院は千葉市の中心にあり,交通の便もよくかつ周辺にはいまだ緑を残す高台に位置しています.歴史的には他の国立病院と同様に昭和20年に旧陸軍病院より厚生省に移管され,一般国民への医療の普及を使命として発足しました.初代の院長は外科手術書のバイブルと言われた新外科手術を著わした鈴木五郎で,設立当初より標準的適正医療の提供,医療人の育成,臨床研究の推進を理念とし,中心的な役割を担ってまいりました.平成11年の国立病院療養所再編制計画では国の政策医療のうちの,がん,循環器疾患,精神疾患,内分泌・代謝疾患,感覚器疾患の5つの疾患の専門医療施設として,またエイズの拠点病院として位置づけられました.
病床数は500床で,医師数定員51名,レジデント7名,研修医13名で,総職員数407名の病院です.
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