新病院建築・98
千葉市立海浜病院の設計
高橋 進
1
,
小澤 修
2
Susumu TAKAHASHI
1
,
Osamu OZAWA
2
1(株)梓設計・医療統轄部
2(株)梓設計・医療計画部
pp.153-158
発行日 1986年2月1日
Published Date 1986/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208779
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設立の経緯と基本的な計画条件
千葉市の概況・人口特性
千葉市は戦後,東京湾岸臨海工業地帯の一拠点として開発が進み,昭和40年代以降,首都圏の中核都市として大きく発展してきた.昭和60年代には100万都市,政令指定都市が予想される中で,"ゆとりある暮しと心のかよう地域社会の創造"を目指して積極的な都市づくりが進められている.
千葉市の人口は,昭和30年の20万人から40年に33万人,50年に66万人,さらに54年に73万人へと急速に増加した.人口増加率は45〜50年,50〜55年それぞれについて,全国平均の7.3%,3.9%に対して千葉市は36.8%,11.9%ときわだった高率を示している.
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