特集 癌治療のプロトコール—当施設はこうしている
Ⅴ.胆管癌治療のプロトコール
帝京大学医学部・第1外科
吉田 雅博
1
,
高田 忠敬
1
,
安田 秀喜
1
,
天野 穂高
1
Masahiro YOSHIDA
1
1帝京大学医学部第1外科
pp.165-170
発行日 2000年10月30日
Published Date 2000/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904267
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胆管癌は,年々その発生率が増加しているにもかかわらずいまだに早期診断が困難な疾患であり,他の消化器癌に比し切除率も低い.近年,診断・治療機器の開発,治療への応用・工夫によって切除率,治療成績改善の報告がみられるようになった.本稿では,筆者らが胆管癌に対して施行しているプロトコールを紹介し,併せてより安全な手術のための工夫についても言及したい.
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