特集 癌治療のプロトコール—当施設はこうしている
Ⅵ.胆嚢癌治療のプロトコール
東京女子医科大学・消化器外科
太田 岳洋
1
,
吉川 達也
1
,
高崎 健
1
Takehiro OHTA
1
1東京女子医科大学消化器外科
pp.174-178
発行日 2000年10月30日
Published Date 2000/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904268
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胆嚢癌は早期では胆嚢摘出術で十分な根治が得られるが,進行するにつれ肝直接浸潤,肝十二指腸間膜浸潤,肝転移,リンパ節転移,腹膜播種など多彩な進展様式を示し,治療に難渋する1,2).本稿では教室におけるこれまでの胆嚢癌の治療成績を示し,術前診断から術式選択,術後補助療法に関する現在の治療方針について述べる.
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