Japanese
English
臨床研究
大腿ヘルニア嵌頓の臨床的特徴—成人外鼠径ヘルニア嵌頓と比較して
Fomoral hernia and adult indirect inguinal hernia incarcerations:comparing the clinical features
竹内 邦夫
1
,
都築 靖
1
,
安藤 哲
1
,
小林 正則
1
,
萬田 緑平
1
,
野内 達人
1
Kunio TAKEUCHI
1
1利根中央病院外科
キーワード:
大腿ヘルニア嵌頓
,
外鼠径ヘルニア嵌頓
Keyword:
大腿ヘルニア嵌頓
,
外鼠径ヘルニア嵌頓
pp.1215-1219
発行日 1999年9月20日
Published Date 1999/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903727
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はじめに
鼠径部ヘルニアは日常の外科診療上頻度の高い疾患の一つである.一般に大腿ヘルニアは嵌頓することが多く,ヘルニア門が狭いため腸管の絞扼をきたしやすいと言われている1).今回われわれは,大腿ヘルニア嵌頓(以下,大腿ヘルニア)症例の臨床的特徴を明らかにするために成人外鼠径ヘルニア嵌頓(以下外鼠径ヘルニア)症例との比較検討を行った.
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