Japanese
English
手術手技
食道アカラシアに対する腹腔鏡下手術(Heller-Dor手術)
Laparoscopic surgery (Heller-Dor) for esophageal achalasia
川辺 昭浩
1
,
木村 泰三
2
,
小林 利彦
1
,
竹内 豊
1
,
伴 覚
1
,
数井 暉久
1
Akihiro KAWABE
1
1浜松医科大学第1外科
2富士宮市立病院外科
キーワード:
食道アカラシア
,
腹腔鏡下手術
,
Heller-Dor手術
Keyword:
食道アカラシア
,
腹腔鏡下手術
,
Heller-Dor手術
pp.1493-1497
発行日 1998年11月20日
Published Date 1998/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903452
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はじめに
1990年に腹腔鏡下胆嚢摘出術が本邦に導入されて以来,手術手技および器具は飛躍的に向上し,それに伴い様々な疾患に対して腹腔鏡下手術が応用されるようになった.特に,これまで内科的治療が中心であった,逆流性食道炎やアカラシアなどに対する腹腔鏡下手術についても近年注目を集めている1〜3).
われわれは,内科的拡張術(ブジーやバルーンによる拡張術)が無効であった食道アカラシア2症例に対して,腹腔鏡下Heller-Dor手術を施行し良好な治療成績が得られた.今回は,われわれの行っている手術手技を中心に,若干の文献的考察を加えて報告する.
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