病院めぐり
手稲渓仁会病院外科
樫村 暢一
pp.1464
発行日 1998年11月20日
Published Date 1998/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903444
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手稲渓仁会病院は1987年12月札幌市手稲区に,高度医療をめざす急性期病院として開院しました.手稲区は札幌市の郊外,小樽市との境に位置し,石狩湾と手稲山に囲まれ,夏は海水浴に,冬はスキーにと自然環境に恵まれた地域です.開院当初は,稼動病床160床,勤務医20名ほどでしたが,1990年には500床が稼動し,現在では勤務医は100名を超え,職員も1,000名を超える規模となり,21診療科,524床,各種教育施設認定を有する総合病院へと発展しています.1997年には救急部が設立され,厚生省の臨床研修病院の指定も受け,地域の基幹病院から北海道の基幹病院になるべく努力しています.
当院の外科は,松波 己副院長,樫村暢一部長,増田知重,道家 充,成田吉明主任医長,中村文隆医長の6名のスタッフと研修医4名の計10名となっており,いずれも北海道大学第2外科出身であります.1990年1月,日本外科学会認定医修練施設,次いで日本胸部外科学会認定医認定指定施設,日本呼吸器外科学会専門医制度関連施設,日本消化器外科学会専門医修練施設に認められ,当院の理念である「1.患者主体の医療に徹する」,「1.地域に開かれた病院を見指す」,「1.高度の医療も分かり易く提供する」,「1.学習の機会の積極的活用による前向きのチーム医療を実践する」を念頭に,幅広いバランスのとれた外科治療を目指してまいりました.
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