Japanese
English
臨床報告・1
大網転移をきたした肝細胞癌の1例
A case of hepatocellular carcinoma with omental metastasis
坂東 道哉
1
,
立山 健一郎
1
,
今井 直基
1
,
尾関 豊
1
,
本告 成淳
2
,
篠崎 正美
2
Michiya BANDO
1
1国立東静病院外科
2沼津市立病院内科
キーワード:
肝細胞癌
,
大網転移
Keyword:
肝細胞癌
,
大網転移
pp.1357-1359
発行日 1998年10月20日
Published Date 1998/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903316
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
肝細胞癌が腹膜や大網に播種性転移を生じることは比較的稀であり,報告例も少ない1〜11).われわれは既往治療の経皮的エタノール注入療法(以下,PEI)に起因した播種性転移と思われる,大網転移をきたした肝細胞癌の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.