Japanese
English
臨床研究
胆管結石症に対する治療法の検討—特に切石後一次縫合法について
A study of the treatment for patients with choledocholithiasis:especially primary closure following bile duct exploration
塩崎 滋弘
1
,
岡村 進介
1
,
原野 雅生
1
,
小野田 正
1
,
大野 聡
1
,
小林 直広
1
Shigehiro SHIOZAKI
1
1社会保険広島市民病院外科
キーワード:
総胆管結石
,
胆管1次縫合
,
Tチューブドレナージ
Keyword:
総胆管結石
,
胆管1次縫合
,
Tチューブドレナージ
pp.1215-1219
発行日 1998年9月20日
Published Date 1998/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903289
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はじめに
総胆管結石症に対する手術としては,従来より総胆管切石後,Tチューブ留置による減圧ドレナージが標準術式とされているが,以前よりチューブトラブルやその問題点も多く指摘されている1).われわれは,以前より総胆管の高度の拡張や炎症所見を認めない症例に対しては,積極的に切石後,胆管1次縫合を取り入れ,総胆管結石に対する標準術式としてきた.今回,胆管1次縫合の有用性を,Tチューブ留置例と比較し報告するとともに,最近施行している腹腔鏡下手術による術式を加え,各術式を比較し検討した.
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