病院めぐり
高知市立市民病院外科
山川 卓
pp.595
発行日 1998年5月20日
Published Date 1998/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903177
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本院は高知市内中心部,官公庁街の一角に位置し,すぐ間近には山内家由来の高知城があります.城周囲の公園内には四季折々の花が咲き乱れ,たくさんの人々の目を楽しませています.本院の前身は1893年に設立された高知市立伝染病隔離病舎(30床)であり,1898年高知市立市民病院として現在地へと移転しました.今年は病院創立100周年にあたり,記念誌の発行,地域へ出張しての医学講座開催,柳田邦男氏を招いての講演などが予定されています.診療科目23科,病床数449床(一般352床,結核52床,伝染45床),常勤医師42名であり,臨床研修指定病院,臨床修棟指定病院(外国医師対象),救急病院,開放型病院などの特殊機能をもつ高知県の基幹病院の一つであります.
本院では心臓血管外科,呼吸器外科が併設されているため,当科は消化器外科,乳腺外科を中心に一般外科を担当しています.スタッフは7名で,徳島大学第2外科(4名)と京都大学外科(3名)の教室員より構成されています.外来は,月〜土曜日の午前:消化器・一般外来,火・金曜日の午後:乳腺外来,木曜日午後:ストーマ外来であり,手術は月,水曜日に終日施行,消化管造影,血管造影,超音波などの検査は火・木曜日に行っています.
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