Japanese
English
臨床報告・1
胃原発悪性消化管間質腫瘍(分類不能型)の1例
A case of malignant gastrointestinal stromal tumor (uncommitted type) located in the stomach
松本 正俊
1
,
藤川 貴久
1
,
西村 理
1
,
松末 智
1
,
兼平 和徳
2
,
小橋 陽一郎
2
Masatoshi MATSUMOTO
1
1天理よろづ相談所病院腹部一般外科
2天理よろづ相談所病院研究所病理部門
キーワード:
胃非上皮性腫瘍
,
消化管間質腫瘍
,
分類不能型
Keyword:
胃非上皮性腫瘍
,
消化管間質腫瘍
,
分類不能型
pp.505-508
発行日 1998年4月20日
Published Date 1998/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903164
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はじめに
胃の粘膜下腫瘍は全胃腫瘍の約3.7%を占め,平滑筋腫,悪性リンパ腫など複数の腫瘍がこれに含まれている1).近年これらのうちで消化管壁の間質細胞に由来するものを総括して,gastrointes-tinal stromal tumor(以下,GIST)と呼ぶことが提唱されており2),大きく平滑筋原性腫瘍と神経原性腫瘍の2つに分けられている.今回筆者らは,このGISTの中でも上記2つのいずれにも属さないuncommitted typeの1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
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