Japanese
English
臨床報告・1
胃壁外性に発育した消化管間質細胞性腫瘍(分類不能型)の1切除例
A case of gastrointestinal stromal tumor (uncommitted type) with extramural growth
岡山 順司
1
,
松村 一隆
1
,
杉原 誠一
1
,
中辻 直之
1
,
西和田 敬
1
,
丸山 博司
2
,
中野 博重
3
Junji OKAYAMA
1
1星ヶ丘厚生年金病院外科
2星ヶ丘厚生年金病院検査部
3奈良県立医科大学第1外科
キーワード:
胃非上皮性腫瘍
,
消化管間質細胞性腫瘍
,
分類不能型
Keyword:
胃非上皮性腫瘍
,
消化管間質細胞性腫瘍
,
分類不能型
pp.703-706
発行日 2001年5月20日
Published Date 2001/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904471
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はじめに
消化管の間質細胞性腫瘍(stromal tumor)は,その概念,発生分化の起源,良・悪性の鑑別などの議論が多い疾患である1).近年,種々の免疫組織学的手法が用いられ,stromal tumorの組織由来の鑑別が可能となってきた.今回,われわれは胃壁外性に発育し術後の病理組織検査において組織由来が明らかでない狭義のgastrointestinal stromaltumor(以下,GISTと略す)と診断された1症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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