Japanese
English
臨床研究
大腸低分化腺癌の臨床病理学的検討
Clinicopathological study of poorly differentiated adenocarcinoma of the colon and rectum
井上 雄志
1
,
鈴木 衛
1
,
高崎 健
1
Yuji INOUE
1
1東京女子医科大学消化器外科
キーワード:
大腸癌
,
低分化腺癌
Keyword:
大腸癌
,
低分化腺癌
pp.365-368
発行日 1998年3月20日
Published Date 1998/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903137
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はじめに
大腸癌はほとんどが高・中分化腺癌であり,低分化腺癌の頻度は全体の5%前後1)であって比較的稀である.また大腸低分化腺癌は生物学的悪性度が高く,予後の悪さが論じられている1-3)が,比較的稀であることから不明瞭な点も少なくない.そこで今回われわれは,教室で経験した低分化腺癌57例の臨床病理学的特徴および予後について,高・中分化腺癌と比較検討し,若干の知見を得たので報告する.
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