Japanese
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特集 食道・胃静脈瘤攻略法
食道・胃静脈瘤に対するシャント手術の適応と実際
Treatment strategy for esophageal gastric varices:Distal splenorenal shunt with splenopancreatic and gastric disconnection
北城 秀司
1
,
加藤 紘之
1
,
金谷 聡一郎
1
,
奥芝 俊一
1
Shuji KITASHIRO
1
1北海道大学医学部第2外科
キーワード:
食道・胃静脈瘤
,
遠位脾腎静脈静脈吻合術
,
内視鏡的ドップラー血流計
Keyword:
食道・胃静脈瘤
,
遠位脾腎静脈静脈吻合術
,
内視鏡的ドップラー血流計
pp.193-197
発行日 1998年2月20日
Published Date 1998/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903104
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近年,食道・胃静脈瘤に対する治療は非手術的治療が主流となっているが,筆者らは外科治療,中でもシャント手術を第一選択としてきた.その長期予後を検討した結果,肝予備能が一定の基準内(Child B以上,かつICGK≧0.05)であれば,きわめて良好な結果が得られたことから,内科的治療難治例のみならず早期社会復帰を望む肝機能良好例に対しても積極的に推奨すべきと思われた.
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