Japanese
English
臨床報告・1
小児腸間膜裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスの1例
A case of strangulation ileus caused by infantile intestinal mesenteric hiatal hernia
大畠 雅之
1
,
黒崎 伸子
1
,
久松 貴
1
,
芦塚 修一
1
,
綾部 公懿
1
Masayuki OHBATAKE
1
1長崎大学医学部第1外科
キーワード:
腸間膜裂孔ヘルニア
,
絞扼性イレウス
Keyword:
腸間膜裂孔ヘルニア
,
絞扼性イレウス
pp.1363-1366
発行日 1997年10月20日
Published Date 1997/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902875
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はじめに
腸間膜の異常裂孔に腸管が嵌入する腸間膜裂孔ヘルニア(以下,本症)は比較的稀な疾患である.急激に発症し,また術前診断が困難で開腹時に腸切除を余儀なくされることが多い.今回筆者らは,小腸腸間膜裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスで小腸大量切除を必要とした小児の1例を経験したので報告する.
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