病院めぐり
和歌山労災病院外科
小林 康人
pp.1164
発行日 1997年9月20日
Published Date 1997/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902838
- 有料閲覧
- 文献概要
当院は,和歌山県最北部を東西に流れる紀の川河口で,大阪府との県境にも近い和歌山市古屋に位置し,住友金属工業とその関連会社の工業地帯が隣接しており,和歌山市および大阪府泉南地区,関西空港周辺を診療圏としています.昭和34年に地元和歌山市と市商工会議所の要望により,和歌山に労災病院を誘致すべく誘致促進委員会が発足し,労働省などに働きかけ,昭和41年6月に病床数300床で開院しました.その後,周辺地域の人口増加に伴う患者数の増加により,昭和60年までに86床増床し,現在の386床,1日の外来患者数約1,200人という規模となりました.
外科は昭和41年の開院当初より和歌山県立医科大学第2外科(消化器外科)より医師の派遣を受け,現在まで一宮前副院長兼外科部長以下約30名が勤務し,現在は谷口部長以下,小林,寺下,上畑,堀田,中村の6名と1名の研修医の計7名で構成されています.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.