Japanese
English
臨床報告・1
十二指腸潰瘍穿孔保存的治療において硬膜外ブロックが有用であった1例
Epidural block help conservative therapy of perforated duodenal ulcer
井戸 弘毅
1
,
木村 圭一
1
,
利光 鏡太郎
1
,
千田 勝紀
1
,
太田 靖之
2
,
高畠 貢
3
Kouki IDO
1
1名古屋徳洲会総合病院外科
2名古屋徳洲会総合病院内科
3名古屋徳洲会総合病院放射線科
キーワード:
十二指腸潰瘍穿孔
,
保存的治療
,
硬膜外ブロック
,
急性呼吸不全
Keyword:
十二指腸潰瘍穿孔
,
保存的治療
,
硬膜外ブロック
,
急性呼吸不全
pp.1085-1087
発行日 1997年8月20日
Published Date 1997/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902825
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はじめに
胃十二指腸潰瘍穿孔は激しい腹痛を引き起こす疾患のひとつであるが,症状や腹部所見の経過をみるために鎮痛剤は積極的に投与されない傾向がある.今回筆者らは,十二指腸潰瘍穿孔保存的治療中に柊痛のため急性呼吸不全に陥った患者に硬膜外ブロックを施行し,保存的に治療しえた症例を経験したので報告する.
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