Japanese
English
特集 ドレッシング—創傷管理の新たな展開
わが国におけるドレッシング材の現状
The lowdown on dressing materials in Japan
高尾 良彦
1
,
三浦 英一郎
1
,
穴澤 貞夫
1
,
山崎 洋次
1
Yoshihiko TAKAO
1
1東京慈恵会医科大学外科学第1講座
キーワード:
ドレッシング材
,
創傷管理
,
創傷治癒
Keyword:
ドレッシング材
,
創傷管理
,
創傷治癒
pp.299-304
発行日 1997年3月20日
Published Date 1997/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902661
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近年,多種多様のドレッシング材が開発され入手可能になってきた.それに伴って従来の画一的な局方ガーゼを用いた創傷管理方法は,各種のドレッシング材を用いた方法に変わりつつある.諸外国と比較しても,種類の点ではわが国のドレッシング材供給状況はほぼ満足できる状態にあると考えられる.しかし入手可能な製品の情報を網羅した資料が得難く,また使用に際しての比較検討が十分なされているとは言い難い.外科医を中心に,医療従事者のドレッシング材に対する理解を深め,時代に即した創傷管理の基本の統一をあらためて強調する必要があると思われる.
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