Japanese
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セミナー ドレッシング—創傷管理の新たな展開・1
ドレッシング理論の変遷と展開
A new term on theoretical dressing:As times change, the practices change
高尾 良彦
1
,
三浦 英一朗
1
,
穴澤 貞夫
1
,
山崎 洋次
1
Yoshihiko Takao
1
,
Eiichiro Miura
1
,
Sadao Anazawa
1
,
Yoji Yamazaki
1
1東京慈恵会医科大学外科学講座
キーワード:
ドレッシング
,
湿潤環境
,
創傷治癒
Keyword:
ドレッシング
,
湿潤環境
,
創傷治癒
pp.623-627
発行日 2002年7月20日
Published Date 2002/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903583
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傷ついた生体組織は,協調を保ちながら元の状態に復する生物学的治癒能力を持っている。ドレッシングは,創周囲の環境を整えるとともに,障害となる外的要因から創を防御することで治癒を促進し,内部環境を保護する生体本来の機能をより早期に回復させるために行う。ドレッシング理論は,創傷治癒理論の変遷や新しいドレッシング材の開発とともに進歩してきた。目的を明確にして適切なドレッシングを選択するためには,時代に適した標準的な基本概念を理解する必要がある。
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