Japanese
English
専門医のための泌尿器科基本手術
回腸導管造設術
Ileal conduit formation
加藤 晴朗
1
,
山本 哲平
1
,
下島 雄治
1
Haruaki Kato
1
,
Teppei Yamamoto
1
,
Yuji Shimojima
1
1長野市民病院泌尿器科
キーワード:
回腸導管
,
腸管吻合
,
尿管吻合
,
ストマ形成
Keyword:
回腸導管
,
腸管吻合
,
尿管吻合
,
ストマ形成
pp.1010-1014
発行日 2017年11月20日
Published Date 2017/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206138
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ポイント
・導管遊離後の腸管─腸管吻合は縫合不全などのトラブルなどを防ぐために,腸間膜の血流に留意して,適切な位置を,適切に遊離する.最近はほとんど,機能的端々吻合を自動吻合器にて施行している.
・尿管の剝離時には,十分血流の温存に留意し,吻合部狭窄をつくらないように,尿管と腸管の吻合面積が大きくなるように工夫している.
・ストマの形成は,適度に高く,傍ストマヘルニアを起こさないよう留意しているが,特に高度肥満例では試行錯誤している.
・ERASや硬膜外麻酔により,腸管機能の早期回復が期待できる.
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