Japanese
English
臨床報告・1
肝切除を施行した慢性腎不全を有する肝細胞癌の2例
Two case reports of hepatectomy for hepatocellular carcinoma with chronic renal failure
駒田 尚直
1
,
上辻 章二
1
,
山田 斉
1
,
川口 雄才
1
,
權 雅憲
1
,
上山 泰男
1
Hisanao KOMADA
1
1関西医科大学第1外科
キーワード:
慢性腎不全
,
肝細胞癌
,
肝切除術
,
周術期管理
Keyword:
慢性腎不全
,
肝細胞癌
,
肝切除術
,
周術期管理
pp.1215-1220
発行日 1996年9月20日
Published Date 1996/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902408
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はじめに
本邦における透析技術と血管外科の進歩により,透析(HD)へ導入される慢性腎不全(CRF)患者の数は年々増加し,長期生存例が増えるにつれ,種々の外科的疾患が発生するようになり,最近の手術と麻酔の進歩はこれらの患者に対する手術を可能とした.われわれはCRF合併肝細胞癌(HCC)に対する肝切除術を2例経験したので,文献的考察を加え報告する.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.