病院めぐり
東京都立墨東病院外科
山田 福嗣
pp.779
発行日 1996年6月20日
Published Date 1996/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902327
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東京都立墨東病院は,昭和36年4月1日に伝染科病院の旧都立本所病院と普通科総合病院であった旧都立墨田病院とを統合し,墨東地区における唯一の公的医療機関として本所病院跡地(現在地)に開設されました.昭和60年11月に診療棟を改築し,このときこの地域ではじめて救命救急センターが開設され,外科も医師を派遣して協力しています.
当院の診療圏(墨田区,江東区,江戸川区,葛飾区)は,都内では“下町”と呼ばれている地域で,約160万人の人口を擁しています.この地域は医療機関が少なく,また当院がこの地域で唯一の都立総合病院であることなどから,不採算医療や特殊医療を含め来院する患者数が非常に多く,593床の病床も常に95%の利用率で稼働しています.
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