連載 病院めぐり
東京都立墨東病院
武永 博
pp.190
発行日 2001年2月10日
Published Date 2001/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904262
- 有料閲覧
- 文献概要
東京都立墨東病院は東京都東部に位置し,錦糸町駅より徒歩5〜6分のところに位置する.当院は,昭和36年4月に,伝染科病院の旧本所病院(明治12年8月,コレラに対処するため深川区北松代町に官立避病院として設立)と普通科総合病院であった旧墨田病院(昭和4年4月,関東大震災の帝都復興計画の一環として深川区牡丹町に普通科東京市立深川病院として設立)を統合し,区東部における唯一の公的医療機関として開設された.開設時は診療科13科,病床数400床でスタートし,その後平成11年6月,都立築地産院を統合して新病棟を開設し,救命救急センター,総合周産期母子医療センター,精神科救急をはじめとして2次,3次の総合救急病院として365日,24時間何にでも対応できる体制を確立した.病床数は767床で,内科,循環器科,神経科,小児科,外科,胸部心臓血管外科,整形外科,脳神経外科,形成外科,皮膚科,泌尿器科,周産期センター(産婦人科,新生児科),眼科,耳鼻咽喉科,リハビリテーション科,リウマチ膠原病科,診療放射線科,歯科口腔外科,感染症科,救命救急科,麻酔科,内視鏡科の計23科の診療を実施している.宿日直は13科,17名体制である.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.