病院めぐり
東京都立墨東病院泌尿器科
三方 律治
pp.95
発行日 2001年1月20日
Published Date 2001/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903134
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東京都立墨東病院は東京都墨田区にあり,錦糸町駅から徒歩約10分のところに位置する病院です。伝染病院の本所病院と総合病院の墨田病院とが合併して1961年に東京都立墨東病院となりましたが,当初は皮膚泌尿器科として診療していました。1967年に先代の部長広瀬欽次郎先生が着任されて泌尿器科として独立し,1970年には今尾貞夫現医長が就任され,このほかに大学から医員が出向するという常勤医3名での診療体制となりました。
1985年11月1日に外来診療棟が改築され,これに合わせて先代部長の後任として私こと三方が正式通知から2日間という慌ただしさで着任しました。1986年には入院病棟の改装が完了し,泌尿器科は皮膚科,眼科,形成外科との混合病棟を使用していましたが,奇妙なことにこの病棟には便所がなく,患者さんは隣の病棟の便所を借りて用を足していました。
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