特集 肛門疾患診療のポイント—エキスパート17人のノウハウ
[鼎談]肛門疾患診療の実際—診察から術後管理まで
岩垂 純一
1
,
寺本 龍生
2
,
松島 誠
3
1社会保険中央総合病院・大腸肛門病センター
2慶應義塾大学医学部・外科
3松島病院
pp.617-631
発行日 1996年5月20日
Published Date 1996/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902296
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岩垂(司会)本日は,お忙しいところをお集まりいただきまして,誠にありがとうございます.鼎談に先立ちまして,編集部で外科研修病院の若手の先生方やチーフレジデントの方々に,どんなことを知りたいかミニアンケートをとっていただきました.それらの質問をもとにして,(1)肛門診察,(2)外来治療,(3)手術適応,(4)術式の実際,(5)術後管理,の順に話を進めていきたいと思います.
では,まず肛門の診察についてですが,松島先生,肛門診察する場合の心構えについてお話し下さい.
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