Japanese
English
臨床報告・1
再発を繰り返した狭窄型虚血性大腸炎の1例
A case of ischemic colitis of strictured type reccurred twice
木下 敬弘
1
,
大村 健二
1
,
永里 敦
1
,
金平 永二
1
,
渡辺 洋宇
1
,
生垣 茂
2
Takahiro KINOSHITA
1
1金沢大学医学部第1外科
2輪島病院外科
キーワード:
再発性虚血性大腸炎
,
動脈硬化症
Keyword:
再発性虚血性大腸炎
,
動脈硬化症
pp.507-510
発行日 1996年4月20日
Published Date 1996/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902273
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はじめに
虚血性大腸炎は現在まで多くの報告がみられ,その病因,病態が徐々に明らかになっている.稀とされてきた再発例に関しての報告1),検討も散見されるようになってきた3,11).今回われわれは,短期間にいわゆる不可逆性非閉塞性虚血性大腸炎(以下,狭窄型)と可逆性非閉塞性虚血性大腸炎(以下,一過性型)を交互に繰り返した1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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