特集 院内感染管理システムの再構築
関西労災病院における院内感染対策と組織づくり―実働部隊としてのインフェクション・コントロール・チーム
伊澤 久代
1
,
小幡 光子
1
,
田中 和枝
1
,
向井 絹子
1
,
大森 綏子
1
,
宮崎 睦雄
1
,
村瀬 剛
1
,
杉村 和美
1
,
土屋 節夫
1
,
高塚 雄一
1
,
土井 英史
1
1関西労災病院
pp.25-29
発行日 2000年1月10日
Published Date 2000/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901073
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はじめに
近年,患者の重症化や高齢化,さらには高度医療の推進・普及にともない,院内感染の危険性が日ごとに高まっており,各医療施設においては早急な対策が問われている。
関西労災病院においても,院内感染予防対策の円滑かつ効果的な施行を目的として,1999年の初頭から,チーム医療の一環として,①実用的な「マニュァル作成」と②「組織づくり」に,病院を挙げて取り組んできた。
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