Japanese
English
臨床報告・1
十二指腸球部に嵌入した胃体部早期胃癌の1例
A case of early gastric cancer prolapsed into the duodenum bulb
大西 秀哉
1
,
玉江 景好
1
,
西原 一善
1
,
中原 昌作
1
,
安部 隆二
1
,
豊島 里志
2
Hideya OHNISHI
1
1北九州市立医療センター外科
2北九州市立医療センター病理
キーワード:
胃腫瘍
,
十二指腸嵌入
,
早期胃癌
Keyword:
胃腫瘍
,
十二指腸嵌入
,
早期胃癌
pp.1517-1522
発行日 1995年11月20日
Published Date 1995/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902149
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はじめに
胃癌の十二指腸嵌入は比較的稀であり,本邦では90例あまりが報告されているにすぎない.そのほとんどは2cm以上の早期癌で,占拠部位は前庭部から幽門部に多い.今回,十二指腸球部に嵌入した胃体下部より発生した早期胃癌を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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