Japanese
English
臨床報告
Peutz-Jeghers型過誤腫性小腸ポリープの1例
A case of Peutz-Jeghers type hamartomatous polyp of small intestine
田中 雄一
1
,
瀬戸 泰士
1
,
花岡 農夫
1
,
工藤 保
1
,
小野 巌
2
1中通病院外科
2中通病院病理科
キーワード:
Peutz-Jeghers型小腸ポリープ
,
過誤腫性ポリープ
,
成人腸重積症
Keyword:
Peutz-Jeghers型小腸ポリープ
,
過誤腫性ポリープ
,
成人腸重積症
pp.779-782
発行日 1994年6月20日
Published Date 1994/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901572
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はじめに
Peutz-Jeghers症候群は,消化管の過誤腫性ポリポーシス,色素沈着,常染色体優性遺伝の3つの特徴を有し,全体の55%にこれらすべてがみられるとされているが1),まれに色素沈着や遺伝歴のない不完全型Peutz-Jeghers症候群ともいえる過誤腫性ポリープの単発例の報告がある2-7).今回われわれは,Peutz-Jeghers型過誤腫性小腸ポリープによる腸重積症のまれな1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
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