Japanese
English
手術手技
腹腔鏡を用いた人工肛門造設の試み
Laparoscopic colostomy
池田 陽一
1
,
橋爪 誠
2
,
原口 幸昭
1
,
梶山 潔
1
,
鴻江 俊治
3
,
杉町 圭蔵
2
1早良病院外科
2九州大学医学部第2外科
3仲原病院外科
キーワード:
人工肛門造設術
,
腹腔鏡
Keyword:
人工肛門造設術
,
腹腔鏡
pp.231-233
発行日 1994年2月20日
Published Date 1994/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901486
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はじめに
腹腔鏡下外科手術は,1989年にReddickら1)が胆嚢摘出術に応用して以来,その有用性が広く認められ急速に全世界に普及してきている.また,他の腹部外科領域においても積極的に利用されるようになり2-5),大腸においては腹腔鏡を用いたS字状結腸切除の試みをFowlerら6)が報告している.
今回われわれは,切除不能癌により大腸閉塞症状を示した3症例に対して,腹腔鏡を用いた人工肛門造設術を試みたので報告する.
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