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特集 乳癌診療—今日の話題
乳房温存療法—その適応と治療成績
Breast-conservation treatment for early breast cancer: Indications and treatment results
西 常博
1
1三井記念病院乳腺内分泌外科
キーワード:
乳房温存療法
,
適応
,
治療成績
,
乳房内再発
Keyword:
乳房温存療法
,
適応
,
治療成績
,
乳房内再発
pp.43-48
発行日 1994年1月20日
Published Date 1994/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901457
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乳房温存療法は,欧米においてはStage I期,II期の早期乳癌のスタンダードの治療法となっているが,日本においてはまだ試験的な治療法の段階にとどまっている.その両者における適応と治療成績を対比させ,相違点を明らかにした.欧米における乳房温存療法の成績から判明していることは,本療法はすべての症例に適応があるのではなく,術前に注意深く症例を検討したうえで選択しなければ,乳房内再発が増加するということである.
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