Japanese
English
臨床報告
脾原発血管肉腫の1例
A case of splenic hemangiosarcoma
加藤 明之
1
,
平野 誠
1
,
村上 望
1
,
常塚 宣男
1
,
橘川 弘勝
1
,
増田 信二
2
Akiyuki KATO
1
1厚生連高岡病院外科
2厚生連高岡病院病理科
キーワード:
脾原発血管肉腫
,
脾破裂
,
DIC
Keyword:
脾原発血管肉腫
,
脾破裂
,
DIC
pp.1607-1610
発行日 1993年12月20日
Published Date 1993/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901449
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はじめに
脾臓に発生する腫瘍は,良・悪性を問わず比較的少なく,なかでも脾原発性血管肉腫の報告例は少ない.血管肉腫は急速に発育,増大し,かなり進行した状態で発見されることが多い1),今回われわれは,腹腔内出血にて発見された脾原発血管肉腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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