Japanese
English
臨床報告
脾原発血管肉腫の1症例
A case of splenic hemangiosarcoma
政所 節夫
1
,
有馬 純孝
1
,
二見 喜太郎
1
,
重田 正義
1
,
吉村 茂昭
1
,
山崎 壮一
1
Setsuo MADOKORO
1
1福岡大学筑紫病院外科
pp.421-424
発行日 1989年3月20日
Published Date 1989/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210322
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
脾に原発する血管肉腫はきわめて稀である,しかも,自覚症状が乏しいにもかかわらず,急速な増殖を示すため,脾破裂を起こすこともしばしばあり,予後不良とされている.われわれは上腹部痛を契機に術前診断しえた脾原発血管肉腫の1手術例を経験したので報告する.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.