Japanese
English
臨床報告
注腸造影時,人工肛門近傍の憩室が穿孔したと思われる1例
A case of perforation of diverticulum in the colostomy on barium enema examination following colostomy
真田 正雄
1
,
鈴木 秀
1
,
塚本 剛
1
,
志村 賢範
1
,
由佐 俊和
1
Masao SANADA
1
1千葉労災病院外科
キーワード:
人工肛門
,
注腸造影
,
憩室
,
穿孔
Keyword:
人工肛門
,
注腸造影
,
憩室
,
穿孔
pp.1601-1604
発行日 1993年12月20日
Published Date 1993/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901448
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はじめに
近年,大腸疾患の増加に伴い1,2),人工肛門を造設する症例も多くなり,術後の経過観察のため人工肛門からの注腸造影施行時に合併症がおこることが多くなると考えられる.今回われわれは,人工肛門からの注腸造影施行時に,人工肛門近傍の憩室が穿孔し皮下膿瘍を形成した1症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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