Japanese
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手術手技
腹腔鏡下胆嚢摘出術において胆道損傷を避けるポイント
Avoidance of bile duct injury during laparoscopic cholecystectomy
吉田 和彦
1
,
松田 実
1
,
河野 修三
1
,
三澤 健之
1
,
小林 進
1
,
桜井 健司
1
Kazuhiko YOSHIDA
1
1東京慈恵会医科大学第1外科
pp.1479-1483
発行日 1992年11月20日
Published Date 1992/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901039
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はじめに
当科で1990年11月より1992年1月までに腹腔鏡下胆嚢摘出術(laparoscopic cholecys-tectomy:LC)を施行した初期315例において,4例(1.3%)の胆道損傷を経験した.これらの胆道損傷はLCに特有なもので,その原因を明らかにし,対策を立てれば避けられると考えられた.そこでこれらの4例を報告するとともに,LCの際の胆管損傷の機序,その予防法,さらに対処法に関して文献的報告を加え考察した.
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